チケット料金(全席指定・税込) S席 6,900円 / A席 5,500円 / 千住席 1,010円
S席 (ペア・お一人様) 6,400円
S席 (シルバー・70才以上) 6,400円
S席 (学生) 3,500円 / S席 (障害者) 3,500円
※ 千住席、S席(ペア券・シルバー・学生・障害者)はTHEATRE1010
  フレンズ会員10%割引販売の対象外となります。

※ S席(ペア券・シルバー・学生・障害者)はTHEATRE1010チケット
  センター・窓口のみのお取扱いとなります。

会員先行予約開始 1月8日(日)
一般予約開始 1月10日(火)
窓口販売・予約引取開始 1月12日(木)
お問い合わせ THEATRE1010 03-5244-1010

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13:00      
19:00              
【キャスト】

ベルナルダ・アルバ: 小川眞由美

アングスティアス(ベルナルダの長女):富沢亜古
マグダレーナ(ベルナルダの二女):かんのひとみ
アメーリア(ベルナルダの三女):入江 純
マルティリオ(ベルナルダの四女):鬼頭典子
アデーラ(ベルナルダの五女):占部房子
マリーア・ホセファ(ベルナルダの母):竹田恵子

女中:中川雅子
ラ・ポンシア(女中):山本道子
プルデンシア:寺内よりえ
女の児を連れた乞食:宍倉暁子
喪服の女1:匠 遊
喪服の女2:小川曜子
喪服の女3:木村愛子
喪服の少女:下里翔子

喪服の女たち:梅村綾子 江口育美 香里菜知子 川原侑奈 北川絢香 田口愛
          津田真由美 本間理恵 松垣陽子 吉田紗和子

【スタッフ】

原  作:フェデリコ・ガルシア・ロルカ
翻  訳:田尻陽一
演  出:高瀬久男
美  術:朝倉 摂
照  明:沢田祐二
音  楽:川崎絵都夫
音  響:齋藤美佐男
衣  装:前田文子
舞台監督:北条 孝
プロデューサー:ヲザキ浩実
           小林敏彦

製  作:THEATRE1010
後  援:在日スペイン大使館

【解  説】

 20世紀屈指の詩人にして、スペインが生んだ最大の劇作家であるフェデリコ・ガルシア・ロルカ(1898〜1936)。 彼の遺作である『ベルナルダ・アルバの家』は、残酷なまでに誇り高い銘家の女主人ベルナルダと、彼女に絶対的に支配されながらも自由を飢求する娘たちの姿を描く、アンダルシアを舞台にした女性だけが登場する悲劇です。
 THEATRE1010が提唱するシリーズ《新古典の再発見》の第2弾として、海外で高い評価を受けながらも日本国内では上演機会の少なかったこの戯曲を、 現代日本演劇界において最高レベルの俊英なキャストとスタッフを配し、新たな解釈で上演する意欲的な舞台です。

 《新古典の再発見》…オニール、ブレヒト、ノラなど20世紀初頭に活躍した劇作家の名作を、 現在第一線で活躍する演出家を起用、積極的に従来の解釈にとらわれない斬新な表現で上演し、現代の観客に提示していく試み。 第1弾は2004年10月に上演されたユージン・オニール作『楡の木陰の欲望』(寺島しのぶ主演/ロバート・アッカーマン演出)。

【あらすじ】

 夫の死により女当主となったベルナルダは、女王のように振る舞って使用人に恐れられる一方、 夫の喪に服すために娘たちを外界から隔絶し、男性との関わりを一切禁じている。 ベルナルダの五人の娘たちは自由を求めながらも、母親の絶対的な支配から逃れることが出来ないでいた。

 そんな中、父親の遺産を一人だけ受け継いだ長女アングスティアスの結婚話が持ち上がる。
しかしながらアングスティアスの婚約者ペペと、末妹アデーラが恋仲であることが発覚する。 若く溌剌としたアデーラは、母や姉たちの怒りや妬みにも全く動じず、自由な恋愛へと突き進んでいく。

 怒りが頂点に達したベルナルダは、ペペ殺害を命じる。
恋人が母によって殺されたと耳にしたアデーラは、自らの命を絶つ。
しかし実はベルナルダによって下された殺害命令は、財産目当ての男から引き離し、最愛の娘の純潔を守るための口実に過ぎなかったのだ。 若さゆえ愛に殉じたアデーラの死を悲しむ女たちの嘆きの中、物語は幕を閉じる。


小川 眞由美

東京生まれ。
1961年、文学座付属演劇研究所に一期生として入る。
翌1962年、卒業と同時に文学座研究生となり初舞台を踏む。
1963年、五味川純平の同名小説をテレビ化した「孤独の賭け」に出演。
また大ヒット作品となった渡辺裕介監督「二匹の牝犬」に主役で出演。
同年、チェーホフ作の舞台「三人姉妹」に出演。
1965年、文学座正座員となり、数々の舞台、映画、テレビに出演することとなる。今村昌平監督「復讐するは我にあり」では日本アカデミー助演女優賞、
キネマ旬報助演女優賞、報知映画賞の助演女優賞を受賞。
舞台「ドリスとジョージ」で文化庁芸術祭優秀賞を受賞、
降旗康男監督「さらば箱舟」でカンヌコンペティション入選、寺山修司監督
「遺産相続」で、日本アカデミー助演女優賞ノミネート、これ以外にも数々の
演技者賞を受賞し、現在に至る。
---Stage---
サド侯爵婦人・華岡青洲の妻・黒蜥蜴・越前竹人形・二人でシーソー・リタの教育・朝食までいたら ドリスとジョージ(文化庁芸術祭優秀賞受賞)
---TV---
青春の門・宴のあと・少年・海辺のマリア・血族・武田信玄・華麗なる一族・
女ねずみ小僧・湯けむり仲居純情日記

---Movie---
八つ墓村・陸軍中野学校・白い巨塔・鬼蓄・復讐するは我にあり(アカデミー
助演女優賞受賞)・さらば箱舟(カンヌコンペティション入選)・白い手・
遺産相続(アカデミー助演女優賞ノミネート)・
水の女 (2002年ヴェネチア国際映画祭批評家週間正式招待作品)
富沢 亜古
文学座所属。数々の出演。
特に文学座アトリエ、tptなどの劇場で存在感のある演技を披露してきた。
近年の出演作として『スズメバチ』(tpt)『RAPUTURE/陶然』(ひょうご舞台芸術)『沈黙と光』(文学座アトリエ)など。
『令嬢ジュリー』(tpt)で第7回読売演劇大賞優秀女優賞受賞。
かんの ひとみ
1965年 富山県生まれ。
演劇舎螳螂で役者としてのキャリアをスタート。
その後、ホンキートンクシアター レイジーボーンズに参加。
解散後 道学先生に参加。第2階公演から全作品に出演している。
現在、オフィスボードビルに所属。
入江 純
1992年、演劇集団円会員昇格。 舞台を始めTV、声優を幅広く活躍中。
主な出演作に『栗原課長の秘密基地』『アトリエ』『Life×3』『卒塔婆小町』
『繻子の靴』『リチャード三世』『痕(KON)』等がある。
鬼頭 典子
文学座所属。98年『ブッダ』(新国立劇場)で初舞台。
『モンテ・クリスト伯』『沈黙と光』『オナー』『最果ての地よりさらに遠く』(以上文学座)
『花咲くチェリー』(地人会)『雲母坂』(青年団)『ピーターパン』(ホリプロ)など
確かな演技で出演作を重ねている。
NHK『明日は風のない日』や吹き替え、アニメにも出演。
占部 房子
NHK朝ドラ『ほんまもん』を始め、映画やCMで活躍。
舞台でも青年団プロデュースから地人会、こまつ座、新国立劇場まで幅広く出演。
昨年主演した映画『バッシング』はカンヌ映画祭コンペティション部門に出品された。
作 フェデリコ・ガルシア・ロルカ
スペインの詩人・劇作家・画家・音楽家。
1898年グラナダ近郊に生まれ、1936年スペイン内戦のさなか故郷近くの丘の上で38歳の若さで何者かに暗殺される。謎に包まれた彼の暗殺の真相を探り、 アンディ・ガルシアが主演しヒットした映画『ロルカ/暗殺の丘』は話題となった。
『ベルナルダ・アルバの家』は、ロルカの最高傑作の一つとして賞される、彼の遺作であり、2005年春にも英国ナショナルシアターにて上演され、今また新たに注目を浴びている作品である。


チケット取扱
THEATRE1010 チケットセンター 03-5244-1011
オンラインチケット https://www.t1010.jp/
・イープラス http://eplus.jp/
・チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード364-962)  0570-02-9988(オペレーター対応)
・ローソンチケット 0570-084-003(Lコード31526)  0570-000-407(オペレーター対応)
・CNプレイガイド 0570-08-9999 http://www.cnplayguide.com,