チケット料金(全席指定・税込) S席 4,500円 A席 4,000円
※未就学児童のご入場はご遠慮下さい。
会員先行予約開始4月29日(火)
一般予約開始5月1日(木)
窓口販売・予約引取開始5月3日(土)
お問い合わせ メジャーリーグ TEL&FAX 03-5949-4690(平日12:00〜18:00)
THEATRE1010 03-5244-1010

2008年6月10日(火) 19:00開演(18:30開場)

【キャスト・スタッフ】

出   演:白石加代子
構   成・演出:鴨下信一

美   術:中越司
照   明:高橋英哉
音   響:オフィス新音
衣   装:江幡洋子・池田洋子
着物協力:井上苟「
結   髪:笹部純
舞台監督:太刀岡正
写   真:白井直樹
宣伝美術:森崎偏陸
制   作:佐藤竜太郎・大島佳奈
企   画:笹部博司
後   援:岩波ホール
製作:メジャーリーグ

【解  説】

白石加代子「百物語」とは?

白石加代子「百物語」シリーズは、明治から現代の日本の作家の小説を中心に、「恐怖」という
キーワードで選び、それを白石加代子が朗読するという形で出発した。
上田秋成「雨月物語」、泉鏡花「高野聖」、坂口安吾「桜の森の満開の下」、江戸川乱歩「押絵と
旅する男」という幻想文学の傑作作品から、半村良「箪笥」、筒井康隆「五郎八航空」、阿刀田高
「干魚と漏電」、高橋克彦「遠い記憶」、宮部みゆき「小袖の手」、小池真理子「ミミ」といった
現代作家の人気作品までの幅広いレパートリーと白石加代子の朗読という枠を超えた立体的な
語りと動きの上演で人気を博している。

「原作を尊重し、原作の中へ入っていく、解釈を十分にする、そういうことで娯楽性が生まれてくる。
どのレパートリーも、作品を深く掘り下げていくと、どういうわけか高尚にならずに娯楽的になる。
いい作品というのは、考えが深くて、技術が豊かで、目線が広い、だから名作とか人気作とか言われ
ている。言葉というのは森羅万象なんです。
『百物語』はその森羅万象を、忠実に丁寧にやっているだけなんです」

鴨下信一


円朝その人の噺を聞いている気分になりました。無論、円朝の寄席芸を知る術はありませんが、
客を長時間飽きさせない、その芸は見事だったと何かで読んだ覚えがあります。
"おんな円朝"という言葉が頭に浮かびました。今回の白石さんの「怪談牡丹燈籠」は、正にそういう
感じでした。これまでの百物語シリーズは、殆ど聞かせていただきましたが、一番ではないで
しょうか。円朝の語り口の良さと、加代子さんの語りがどんぴしゃりで合った気が致しました。

フリーアナウンサー・中村充


【あらすじ】

三遊亭円朝「怪談牡丹燈籠」
今回の演目は、三遊亭円朝の「怪談牡丹燈籠」です。
「白石さんもいろいろお出来になられるようになったので、やっとこの演目に取り掛かれます」とは、
演出の鴨下信一の言葉。
その鴨下が、「百物語」の中にどうしても入れておきたかった三本の指の一本で、まさに80回目と
いう節目に満を期しての上演といえるでしょう。また今回の公演は、前後編の通し狂言で、
これまでの「百物語」の歴史の中でも初めての試みといえる、一本立ての公演となります。
「牡丹燈籠」というとカラン、コロンという下駄の音と共に牡丹の花のついた燈籠を持つ侍女に導かれ
て登場する美女を思い浮かべますが、演出の鴨下信一によれば、「おみねと伴蔵という欲の皮の
つっぱった夫婦のところが読みどころで、今回は、ここをたっぷりとやりたいと考えています。
特におみねは杉村春子さんが絶品でした。歌舞伎の役者さんもみんなおみねの役をやりたがりま
すね。それだけやりどころのある魅力的な役なんですね」と語っています。
笑いあり、涙あり、そしてゾッとさせるという「百物語」の目指すエンターテイメントがこの一作に
凝縮するはずです。









チケット取扱
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