チケット料金(全席指定・税込) 全席指定 5,000円 小学生以下 3,000円
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※3歳以上有料。(3歳未満の着席鑑賞は有料)
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会員先行予約開始4月22日(木)
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お問い合わせ 劇団四季 東京公演本部 03-5776-6730
THEATRE1010 03-5244-1010

2010年8月7日(土) (昼)11:00開演 / (夜)15:00開演

【出演・スタッフ】

企画・演出:浅利慶太
台   本:劇団四季文芸部
作   曲:鈴木邦彦
振   付:山田卓

【公演紹介】

嵐の中でぼくらは見つけた。
信じあうことで生まれる、不思議なちからを・・・


『嵐の中の子どもたち』は、アイバン・サウスオール作『ヒルズ・エンド』と、ヘンリー・ウィンターヘルト
作『子どもだけの町』という二つの作品を元に、歌と踊りなどのミュージカルの要素をふんだんに
取り入れて、舞台化したものです。
個性豊かな18人の子ども達が、巨大な嵐に遭い、子ども達だけ村に取り残されてしまいます。
大人が一人もいない世界の中で、子ども達は「協力」や「思いやり」など、人生に欠かせないことを
学びます。この作品は、何ごとにも「希望」と「勇気」をもって取り組むことの素晴らしさ、「友情」
の大切さを改めて教えてくれるます。
『トム・ソーヤの冒険』『宝島』『十五少年漂流記』など、子ども達が大活躍する名作は世界中に
たくさんあります。『嵐の中の子どもたち』も子どもが主人公のわくわくする冒険物語です。
きっと私達に、子どもの頃に夢見たことや、忘れてしまった何かを思い出させてくれることでしょう。

●『嵐の中の子どもたち』のテーマ曲
「希望/すてきな仲間」 作詞:劇団四季文芸部 作曲:鈴木邦彦


『希望』
心をひとつに
手をつなぎあい
信じる言葉は
希望だけ
涙がこぼれて
止まらない時
きらめく星に向かい
つぶやいてみよう
希望を 希望を
希望を持とう
ほら ごらん
光が見えるだろう
ほら ごらん
明日が見えてくるだろう
『すてきな仲間』
君と僕
手と手をとれば
すてきな仲間の
やさしいぬくもり
聞こえてくる
君の心の声が
ほらね、僕らは仲間
どんな時でも
かよいあう心
信じあおう
愛でむすばれた仲間
大切にしようよ

【あらすじ】

家々を傾かせるほどの巨大な嵐がハミングバード村を襲った日、村にはひとりの大人もいません
でした!残されたのはたったの18人の子どもたち。明かりもなく、食べ物も探さなくてはなりませ
ん。彼らはいったいどうなるのでしょうか!?
信じあう心と勇気を胸に、大冒険がはじまります。

今日はハミングバード村の開拓記念日。"みんなで協力して生きていこう"という200年前の誓いを
忘れないために、年に一度、ヒンメルの町で記念式典が開かれます。きれいにかざられた駅前は、
式典に参加する村びとたちで大にぎわい。
そんなとき、伝説の古代遺跡『エルドラド』を見つけたというボブと、彼をリーダーとする不良グルー
プ『山賊団』とケンをリーダーとする優等生グループが喧嘩をはじめてしまいます。
おかげで、大切な開拓記念日はもうメチャクチャ。つまらないことでいがみ合う子どもたちを、校長
先生は式典に連れて行かないことにしました。大人たちは開拓記念日の意味を考えるために残っ
て勉強するようにと、村の歴史の本を置き、嵐を心配する子どもたちをよそに、ヒンメルへ出かけてしまいます。
残された18人の子どもたちは、ボブの言葉を確かめるため、『エルドラド』を探しに山奥へ入って
行きます。途中で歩けなくなったビッキーだけ、木こり小屋に残ります。やがて、偶然にも王様の
秘密の抜け穴を発見。その穴を抜けると、不思議な光に照らされた、伝説の古代遺跡『エルドラド』があったのでした。
やがて、子どもたちの心配していた巨大な嵐がやってきました。ボブは『エルドラド』を発見したのは
偶然で、嘘をついていたと告白すると、ビッキーを助けに、一人嵐の中に飛び出します。
残った子どもたちは互いに助け合い、励まし合って、やっとのことで村に帰りつきましたが、嵐の
ために村は廃虚と化していたのでした。家や学校も跡形も無く消え去り、大人たちの無事も分から
ないまま、子どもたちの心の中は、不安と悲しみで一杯です。
そこへビッキーを背負ったボブが戻って来ます。ビッキーは具合が悪そうでしたが、皆の無事が
確認でき、希望が生まれた子どもたちは、皆で助け合い、くじけずに生きていこうと決心します。
嵐が去った次の日、子どもたちは村を元通りにするのに大忙し。ケンが皆を集めて仕事の分担を
発表しますが、またもや山賊団と喧嘩になり、結局山賊団は別行動をとるようになります。
順調に村を建て直す優等生グループ。食料を集め、電気を通し、無線機で大人たちの無事も確認
できました。しかし、一つだけ気になるのはビッキーの熱がどんどん高くなっていることでした。
一方食料がない山賊団はお腹が減るばかり。そしてとうとう食料を盗みに村までやって来ますが、
もう少しというところでケンに見つかり、再び大喧嘩になってしまいます。
睨み合う二つのグループを止めたのは、熱で動けないはずのビッキーでした。皆に仲良くしてと
言うと、ビッキーはその場に倒れてしまいます。ビッキーを救うためには、皆が心を一つにして、
ヒンメルの病院へ連れて行かなくてはなりません。しかし無線機は壊れたまま、途中までは行ける
はずの機関車の動かし方も知りません。
果たしてビッキーを助けることはできるのでしょうか・・・。


【登場人物】

この作品には、18人の個性豊かな子どもたちが登場します。
そして、ひとりひとりの名前からも分かるように、それぞれがこの作品の中では大切な役割を持っています。さて、誰がどんな場面で活躍するのでしょうか。

●ケングループ
先生や大人のいいつけをきちんと守る優等生の集まりです。
嵐によって村の建物が壊されても、計画を立ててがんばろうとします。
ケン しっかり者の少年です。常識があっていつも落ち着いて行動するので、みんなから信頼されています。正義感が強く、曲がったことが大嫌いな性格です。
ビッキー 心優しいビッキーは、ケンとボブのそれぞれの良いところを知っています。みんなが仲良くなるためなら、自分を犠牲にしてでも喧嘩を止めようします。
教授 頭が良くて物知り。自分の知らないことは、仲の悪い山賊団からでも素直に教えてもらいます。
モールス 手先が器用で、機械に詳しいので、無線機の修理という大切な仕事を任されます。
パック 汚れたところを消毒したり、腐った食べ物を焼くなど、皆が嫌がる仕事でも皆のために進んで行います。
フローラ 皆が不安になっている時に、希望を持って、皆で助け合って生きていこうと励まします。常に皆のことを考えるお姉さん的な存在です。
ブルーシー 不良グループの山賊団を相手にしても、自分の意見をはっきりという元気な女の子です。
ブブ 嵐が近付いても、遺跡探検を続けたがるほど、好奇心が強く、子どもだけの生活も楽しんでいます。
カロリー 何かあるとすぐに「おなかがすいた」をいう食いしん坊ですが、料理の腕はお母さんにも負けないぐらい上手です。
レイジー 心配性でちょっぴり臆病。悲しいことやうれしいことがあると、すぐに涙をこぼします。

●ボブグループ(山賊団)
別名『山賊団』、勉強嫌いの落ちこぼれですが、本当に皆が困っている時は、
協力を惜しまない団結力もあります。
ボブ 見栄っ張りで乱暴者に見えますが、嵐の中、ビッキーを助けたりと、実は仲間を大切にする優しい子。どこか親分肌の頼もしい存在です。
ジェロニモ インディアンの子どもジェロニモは、自然に関する知識が豊富です。先祖代々の教えを信じ、嵐が来ることをいち早く皆に伝えます。
ダンプ 子ども達の中で一番の力持ち。機関車のかまどに石炭をくべたりなど、ほかの子どもにはできない力仕事を簡単に行います。
ブラック・ジョー 気が短くて、言葉遣いも乱暴。すぐに喧嘩をしようとします。ビッキーに手荒なまねをして、ボブに怒られてしまいます。
ポー 誰かにお説教されたり、皆と同じことをしなければならなくなると、体が震え出してしまいます。団体行動と努力が嫌いで、自分で考えて行動することが大好きです。
ハッチ 底に穴が開いたバケツを自分達と同じ「おちこぼれ」をいう、とぼけた性格の男の子。いつも見張り役として、犬の鳴き声で危険を知らせます。
セシリー 活発で行動的な性格ですが、ケングループを目の敵にしています。
リンダ ボブのことをたくましくて頭の良い男の子だと思っています。ケンとボブのどちらがリーダーにふさわしいかを決める時も、ボブを信じる心は変わりません。


チケット取扱
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