*THEATRE1010*

第1部　オペラ「ラ･ボエーム」（ブッチーニ）ハイライト

　　　　　若手オペラ歌手による新鮮なステージ

【出演】

ミミ　　箕輪妙子（1幕）/小野さおり(3幕)/大隅智佳子（3.4幕）
ムゼッタ　　山口ヴァレリー幸子（2幕）/鈴木江美（3.4幕）
ロドルフォ　　大森豪人（1幕）/小城龍生（3.4幕）
マルチェッロ/ショナール　　古沢利人/飯田裕之

【作品紹介】

初演　1896年2月1日　　トリノ　レッジョ劇場
設定　1830年頃のパリ

【あらすじ】

　ロドルフォ、マルチェッロ、ショナール、コッリーネの4人はパリの下町にあるアパートの屋根裏部屋でその日暮らしに身をやつしていました。
　クリスマス・イヴの日に運命的な出会いをした詩人ロドルフォと病弱なお針子のミミはやがて一緒に生活することになります。（1幕）一方マルチェッロも別れた恋人のムゼッタとよりを戻します。（2幕）
　
　しかし幸せな生活は長くは続きませんでした。
　
　次第に自分に辛くあたるようになったロドルフォの様子に耐えられなくなり、ミミは友人のマルチェッロに相談に行きます。そこでロドルフォの本当の気持ちを知ったミミは自分から彼の元を離れることを決意するのでした。
　マルチェッロもムゼッタの浮気な態度に腹を立て、二人は罵り合いながら結局は別れてしまいます。（3幕）
　
　数ヶ月後、4人がいつものように食事をしていると、突然ムゼッタが部屋に飛び込んできて、ミミが下に来ていることを告げます。病気が悪化し死期が近いことを悟ったミミは、最期をロドルフォの元で過ごすために戻ってきたのでした。仲間たちは自分の持ち物を売ってお金を作り医者を呼んだり薬を買ったりしますが、その甲斐も無くミミは静かに息を引き取り、ロドルフォのミミを呼ぶ悲痛な声が響くのでした。（4幕）

第2部　オペラ名場面集

　　　　　ピアノ：蒲谷昌子　司会：小林真美子

【出演】

大森誠/大森園子/森田雅美/小林真美子　他

【作品紹介】

数あるオペラの中から珠玉のオペラ・アリアをお届けいたします。

ヴェルディ作曲　歌劇『椿姫』より
　・そは彼の人か?花から花へ

ロッシーニ作曲　歌劇『チェネレントラ』より
　・悩みと涙に生まれ

ジョルダーノ作曲　歌劇『アンドレア・シェニエ』より
　・祖国の敵か

ヴェルディ作曲　歌劇『リゴレット』より
　・慕わしい人の名は
　・ほほの涙が

ヴェルディ作曲　歌劇『マクベス』より
　・情けも名誉も、愛も

ヴェルディ作曲　歌劇『ドン・カルロ』より
　・この世の虚しさを知る神よ

ヴェルディ作曲　歌劇『オテッロ』より
　・すでに夜は更けた　
　・アヴェ・マリア　
　・私を恐れるものはいない

（演奏家の都合により曲目が変更される場合があります）

▼過去の公演