【出演】
伊之(写楽):
お米:
勇助(歌麿):
案内人:
おしず:
政吉:
蔦谷:
お加代:
(映像出演)
幾五郎(十返舎一九): |
高橋和也
田中美里
小林高鹿
佐藤累央
麻生花帆
永滝元太郎
木村靖司
西山水木
イッセー尾形
山路和弘 |
作 :
演 出:
美 術:
照 明:
衣 裳:
音 響:
映 像:
演出助手:
舞台監督: |
矢代静一
マキノノゾミ
朝倉 摂
小川幾男
三大寺志保美
高橋 巌
奥 秀太郎
山田美紀
津田光正 |
主 催:
共 催:
後 援: |
THEATRE1010
TBSラジオ ニッポン放送
東武鉄道株式会社 |
時は天明4年(1784年)、江戸八丁堀の八軒長屋。
同じ一つ屋根の下、目指す画風の違いから何かとぶつかる絵師見習いの「伊之」と「勇助」。
そこへ転がり込んできた世直し浪人「幾五郎」。
青春を謳歌する三人の若者。しかし彼らの人生が、やがて一人の女の死を境に豹変する。
---月日が流れて寛政6年(1794年)。
勇助は「喜多川歌麿」となって一斉を風靡していた。
その歌麿人気をしのぐ勢いで登場した「東洲斎写楽」。さて、写楽とはそもそも何者か?
彼がその人生に背負った運命とは?
---さらに月日は流れて天保元年(1830年)、信州は沓掛村。
そこには、二人の浮世絵師と過ごしたかつての日々をしのぶ滑稽本作者「十返舎一九」の姿があった---。
[登場人物]
・ 案内人(男):狂言回し
・ あの男(伊之):東洲斎写楽〈20代前半~30代半ば〉:「本物の絵描き」を目指す血気盛んな若者だったが、情婦・お加代殺しの冤罪をきせられ、その人生が変わっていく。
・ 重田幾五郎:十返舎一九〈20代〜70代〉:幕府の老中暗殺を企て追われて逃げ込んだのが伊之の家。何時しか滑稽本の作家となる。
・ 北川勇助:喜多川歌麿〈20代前半〜30代半ば〉:伊之の同居人。一見堅物だが伊之をまんまと出し抜き天下の浮世絵師・歌麿になる。
・ 蔦谷重三郎(中年):歌麿、写楽を世に出した版元の耕雲堂主人。
・ 政吉(伊之の父):馬喰
・ 松平定信:寛政の改革をなしとげたストイックな老中。
・ お米(17.8才〜60才):お加代の家の女中だったが伊之にほれて妻となる。
・ お加代:日本橋の大棚の女将で伊之の情婦。幾五郎ともつうじていたことがばれて自害するが・・・。
・ おしず: 歌麿の妻。人形のような女。
・ お春 : お加代と勇助の娘だが伊之とお米に実のこのように育てられる。