出 演:菅原大吉 竹内都子
作・演出:水谷龍二
【スタッフ】
美 術:松野潤
照 明:五十嵐正夫(シアターブレーン)
音 響:原島正治(囃組)
舞台監督:武川喜俊
宣伝美術:立川明
宣伝写真:渡辺広勝(オフィス・フェルト)
制 作:石井久美子(石井光三オフィス)
万代博実(アルファエージェンシー)
主 催:株式会社足立コミュニティ・アーツ(ACA)
【解 説】
「夫婦印プロデュース」。
その名の通り、この二人芝居のキャスト・
菅原大吉と
竹内都子は夫婦である。
しかも、鴛鴦夫婦として知られている。
そもそもの二人の出会いは、以前同じ劇団(劇団7曜日)に所属をしていた時である。
舞台・ドラマ・映画・CMにおいて、常に新たな面を見せる懐の深い演技に定評のある
菅原大吉。
「ピンクの電話の"みやちゃん"」としてバラエティ番組で活躍をする一方、コンスタントにドラマや
舞台に出演をする
竹内都子。
その二人が長年の夢であった、ふたり芝居をいよいよ上演するのである。
作・演出は、コミカルで人情味溢れる作品で定評のある
水谷龍二。
今回二人のために書き下ろされる作品は、サブタイトルの示す通り、二人の親馬鹿が駆け落ちした
子供たちのことで徹底的にやりあう一幕喜劇。
時に暖かく、時にしみじみと、更に時にシニカルな視点を持って描き出されます。
2006年にシアター・トップスで初演された作品が、パワーアップして、シアター1010に登場します。
【あらすじ】
舞台は、客あしらいに長けた小粋なお女将が女手一つで切り盛りをしている小さな居酒屋。
彼女には息子が一人。
ある日、やってきた生真面目そうなサラリーマン。
彼には娘が一人。
店の二階にある女将の部屋でイライラと閉店時間を待つ男。
ようやく暖簾を下げて女将がやってくる。
男曰く「お宅の息子が、ウチの娘をそそのかして駆け落ちをした!!!」
「!?」
一方的に責め立てる男に最初は気圧されていたが、そこは世慣れた女将。
次第に形勢逆転。
さて、コトの結末は…。