【キャスト・スタッフ】
出 演:梅沢武生 梅沢富美男 他
構成・演出・振付:梅沢武生
主 催:プラムブロッサムプロモーション
提 携:THEATRE1010
協 力:梅沢企画 富美男企画
【みどころ】
◆第1部 「原点名物」日替わり時代人情劇
◆第2部 梅沢富美男オンステージ
◆第3部 座長口上
◆第4部 舞踊絵巻
◆第5部 舞踊バラエティー
※とにかくお客様に笑って楽しんで頂く為の公演です!肩の力を抜いてお遊び下さい。
※第1部は梅沢の十八番演目を日替わりにて上演します。毎日ご覧頂いても飽きません。
※オンステージ・梅沢の個人舞踊など日替わりは芝居だけではありません。
※大劇場では味わえない役者とお客様との一体感!大衆芸能の臨場感をお楽しみ下さい。
※毎日がサプライズの連続!本当に、本当に毎日ご覧頂いても飽きません!
【公演紹介】
劇団旗上げ70周年記念【原点2008】公演
とざい、東西!
梅沢劇団は座長梅沢武生、副座長梅沢富美男の実父の剣劇出身の梅沢清と少女歌舞伎出身の
母、竹沢龍千代が昭和14年(1939年)に旗上げしてより、今年で70周年になります。
第二次世界大戦を挟み、戦後まもなくの昭和20年代後半から剣劇を主流とした大衆演劇の
第二次黄金期と言われる時代には、先代梅沢清率いる梅沢劇団は芝居小屋の2階席から観客が
落ちるほどの隆盛をきわめたが、テレビの出現により大衆娯楽が大きく様変わりし、映画産業と
同じように世相の荒波をもろに受けた。
そんな中、昭和38年に梅沢武生は23才で梅沢劇団の二代目座長を襲名。
梅沢武生は卓越した発想力をもって大衆演劇を超えるプロデュースをし、梅沢劇団特有の世界を
展開した。梅沢武生は梅沢富美男をして、爺、婆や動物などの三枚目を得意としていた富美男
を"下町の玉三郎"と異名をとるほどの女形に仕立てた眼力の凄さもあるが、舞台の構成、
演出は井上ひさし氏をはじめ、演出家や評論家のみならず、石ノ森章太郎氏や村松友視氏などの
異分野の文化人が注目し、絶賛した。
そして、昭和57年にTBSドラマ「淋しいのはお前だけじゃない」に武生、富美男が出演し話題となり、
同年、富美男が歌う「夢芝居」が大ヒットとなり、NHK紅白歌合戦に出場するなど、日本中に
知らない人がいない程のスターになった。時の人となった富美男の出現は、大衆演劇の第三次
黄金期への原動力となった。梅沢武生劇団は20数年来、大劇場や大ホールでの公演を重ねて
いましたが、常に座長梅沢武生と副座長梅沢富美男は、劇団の業は大衆演劇であるという「原点」
を大切に、大衆娯楽(エンタテインメント)を世配りし続けています。
座長梅沢武生の口上に「今日よりも明日はもっと面白いものをお見せします」という言葉どおり、
明日に期待、次に期待するおもむきがありますが、70年という時代を常に進化し続けながら、
しなやかに、したたかに生き抜いた劇団がここに、その【原点】をご堪能頂きます。