【出 演】
市川 右近 貴水 博之 尾上 紫 市川 笑也
市川弘太郎 市川猿三郎 市川猿四郎 山内としお 式部太郎 津川祀武憙 不動 倭 藤田佳子 ただのあつ子
市川龍蔵 市川笑三 市川喜猿 市川喜昇 市川喜之助 市川猿若 間辺ナヲ 神田真実
【スタッフ】
作・演出:岡本さとる
美 術:和田平介
照 明:高城仁美
音 楽:新内剛士
効 果:秦 大介
衣 裳:鳳 洋
立 師:市川猿四郎
舞台監督:松村政行
制 作:岡本多鶴 佐野仁志
制作協力:藤間文彦 室岡登志子
企画・製作:アーティストジャパン
制作協力:松竹株式会社 株式会社おもだか
【公演紹介】
情に厚いが、酒と喧嘩が玉にきず……。
語り継がれる快男児。
ご存知、森の石松の痛快な生き様を描く――
東海一の貸元・清水次郎長の子分・森の石松は、次郎長の代参で金比羅へ向う。
当然、酒と喧嘩を自戒する石松であったのだが……。
「一里離れりゃ上の空……」
途中、勧められればつい一杯。
「売られた喧嘩は買わずばなるめえ」
と、やはりこの男の通る道には騒動が起こる。
遠州中郡のばくち打ちで、石松が以前から弟分のように可愛がっている、
都鳥三兄弟の末弟・梅吉や、
石松がほのかに恋心を寄せる旅芸人のおそのとの道中での触れ合いを経て、
石松は無事代参を済ませる。
しかし、その帰り道――
石松は貸し金のもつれから、梅吉の兄、吉兵衛、常吉から命を狙われることになる。
馬鹿が付くほどお人よしの石松は、兄弟分である小松村七五郎、
お民夫婦の心配を余所に、まんまとその罠にはまって……。
石松には、スーパー歌舞伎などで絶大な人気を誇る、市川右近が、
心ならずも石松と悪縁に陥る都鳥の梅吉には人気ロック歌手・貴水博之、
石松と梅吉の心を繋ぐ謎の女・おゆうには市川笑也が扮する。
「鮨食いねえ、酒呑みねえ……」
御馴染みの石松にまつわる物語を残らず網羅しつつ、
新しいエピソードを随所に散りばめながら、
笑いあり、涙あり、歌あり、踊りあり、
そして華麗な立廻をふんだんに盛り込んだ
石松ものの決定版!!