【出演・スタッフ】
振付・演出:マリー・シュイナール
ダンサー:
リリアーナ・バロス マーク・エデン=トール 今津雅晴 カーラ・マルーカ
ルーシー・モングレイン キャロル・プリウール マニュエル・ロケ ドロテア・サイカリー
ジェームス・ヴィヴェイロス ダニー・デジャルダン
オリジナル音楽:ルイ・デュフォー
照明・セットデザイン・小道具: マリー・シュイナール
衣装:ヴァンダル
メイク:ジャック=リー・ペルティエ
照明デザインアシスタント:アレクシス・ボウルズ フランソワ・マルソー
セットデザインアシスタント:エリック・ベレー
サウンドアドバイザー:エドワード・フリードマン
字幕作成:マリレーヌ・バスチャン
プロダクション・マネージャー:ギラン・サヴォワ
ツアー・メンバー
リハーサル・ディレクター:パメラ・ニューウェル
ツアー・ディレクター:リネ・コテ
テクニカル・ディレクター、照明マネージャー:フランソワ・マルソー
ステージ・マネージャー:マリレーヌ・バスチャン
サウンド・エンジニア:ピエール=オリビエ・ペロン
主 催:株式会社足立コミュニティ・アーツ
助 成:財団法人地域創造
協 賛:資生堂
後 援:カナダ大使館 ケベック州政府在日事務所
企画・制作:国際舞台芸術交流センター
【公演概要】
オルフェウスは詩人の起源である。
このギリシア神話は創造、喪失、良心、永遠性といった概念を探求するものである。
言語の誕生
そして言語の力を
問うダンス・パフォーマンス
言語と叫びとそれらの身体との繋がり
言語と死の繋がり
そして身体がいかにして舌から立ち上がるか
現在/過去の目も眩む明滅の瞬間に
(異なる時間の衝突、
しかも適確な、当然ながら)
ある種のプリミティヴな想像力から生まれる
いま生きられているかのような具体的なイメージ
我々の人間的起源への
言語の底の力への貫入
緊張と感情
そしてユーモアの光で破壊される真の暴力をもって
パトリック・デュボスト
※この作品はカンパニー マリー・シュイナールとCanada Dance Festival(オタワ)、
Carolina Performing Arts(チャペル・ヒル)、Festival TransAmeriques(モントリオール)、
Fondazione Musica per Roma(ローマ)、Gulbenkian Foundation(リスボン)、
Movimentos Festwochen der Autostadt (ヴォルフスブルク)、The National Arts Centre(オタワ)、
Place des Arts (モントリオール)、Theatre de la Ville (パリ)との共同制作であり、
ImPuls Tanz(ウィーン)の助成を受けている。
★健康な奇怪は痛快だ。彼らの奇態奇声に頭をぶん殴られ、「生きている」悦楽に襲われる。
『コラール-讃歌-』の解放感が忘れられない。 安藤朋子(俳優/ARICA)
★スタイリッシュな混沌。そこから溢れ出る奇妙な性とエロス。
ヨーロッパの舞踊界とは異なる、この野放図な実験精神が新鮮だ。 石井達朗(舞踊評論家)
★シュイナールの<演劇性>に日本のダンス好き=<動き>フリークはどう反応するのか?
その狼狽ぶりが楽しみだ。 内野儀(東京大学教授)
★愚かな身体と、異常な精密さとの出会い-マリーのダンスは、新生物の誕生への恐怖と喜びの体感に、
全身が脱臼していくような笑いを引き起こしてくれる。 北村明子(振付家/レニ・バッソ)
★舞台の醍醐味を「嘘」とするならとことん騙して欲しい。私は鋼鉄で騙されないはずが彼女に頭を下げます。
黒沢美香(振付家・ダンサー)
★自信に満ちあふれた作品にねじ伏せられる快感。一緒に踊れないのが悲しくなるほど羨ましいダンスなのです。
黒田育世(振付家・ダンサー/BATIK主宰)
★身をよじり、引き攣り、拳を振りかざし、ヘッド・バンキングし・・・。身体のあらゆる部分が喜びにわなわなと
震えている、そんなダンス。 桜井圭介(「吾妻橋ダンスクロッシング」オーガナイザー)
★個体として生物として人間として、自らの中に放置したり忘れたり見ないようにしていた感覚が
呼び覚まされる。 西田留美可(舞踊評論家)
★踊る魂の、微細な震えを紡ぐ業。それがどんなにアレだとて、マリーさんがやりたいのなら、それでいいのだ。
乗越たかお(作家・ヤサぐれ舞踊評論家)
★もうすぐ私の目の前に現れる、それは来たるべき何か。その何かのためにたまたま今、踊りがありさえするの
です。貴方はどうですか? 羊屋白玉(芸術監督/指輪ホテル)
★欲望の反社会性を徹底して守り抜くこと。最も険しい道にちがいない。
そしてその道にシュイナールの作品群は燦然と輝いているのだ。 武藤大祐(ダンス批評)
★大胆でエロティク! 繊細でパワフル! こんなふうに踊れると、いや、生きれるといいなぁ!と憧れる。みてほしい。 矢内原美邦(振付家・演出家/ニブロール/ミクニヤナイハラプロジェクト主宰)