【出演・スタッフ】
作:ロベール・トマ
訳:平田綾子
上演台本・演出:板垣恭一
美 術:朝倉 摂
照 明:高見和義
音 響:末谷 梓
衣 裳:三大寺志保美
ヘアメイク:中原雅子
音 楽:稲本 響
演出助手:石内詠子
舞台監督:小川 亘
著作権代理:フランス著作権事務所
主 催・企画・製作:日本テレビ
出 演:加藤和樹 白石美帆 大口兼悟 川岡大次郎 水町レイコ 萩野 崇
【見どころ】
1960年に、フランスの劇作家ロベール・トマが書き下ろしたサスペンスの傑作です。
日本でもこれまでに何度か上演され、手に汗握る展開、意表をつく結末などが、
毎回評判を呼び、演劇ファンの喝采を浴びてきました。
個性的な6人のキャスト、それぞれの怪しさと影、場面ごとの配置の妙味、
自然と引き込まれる設定と奇想天外なストーリー、魅力満載のこの作品を、
パルコ劇場の舞台などで評価を得ている板垣恭一が、上演台本と演出を手がけます。
【あらすじ】
とある山荘での出来事。新婚3ヶ月のカップルがバカンスのため訪れていたが、
妻のエリザベートが行方不明になってしまう。夫のダニエルは、カンタン警部に捜索を依頼するが、
なかなか見つからない。そこへ、マクシマン神父に付き添われてエリザベートが戻ってくるが、
全くの別人だった! ダニエルは、激しく抵抗し、妻ではないと主張するが、
状況証拠はどれもこれも、現れた彼女が妻に違いないというものばかり。
証人として絵描きや看護婦も登場し、騒動の渦は大きくなるが、ついに殺人事件にまで発展してしまう。誰が正しいのか、嘘をついているのは誰なのか、エリザベートは一体どうなったのか、
緊張感漂うやり取りが続き、思わぬ事態から真実が明らかになる…。