チケット料金(全席指定・税込) S席 5,500円 A席 4,500円
THEATRE1010フレンズ会員 S席 4,950円 A席 4,050円
※未就学児童のご入場は出来ません。
会員先行予約開始6月10日(水)
一般予約開始6月12日(金)
窓口販売・予約引取開始6月14日(日)
お問い合わせ THEATRE1010 03-5244-1010
紫式部、瀬戸内寂聴、白石加代子
希代の才能が、時を越えて睦みあう

2009年9月12日(土) 15:30開場/16:00開演

【出演・スタッフ】

出 演:白石加代子
現代語訳:瀬戸内寂聴

台本構成・演出:鴨下信一

衣 装:井上苟「
美 術:中越司
照 明:山口暁
音 響:清水麻理子
ヘアメイク:高橋功亘
舞台監督:山口晴記
テクニカルアドバイザー:やまだてるお
製 作:る・ひまわり メジャーリーグ

【公演について】

誰にでも分りやすい白石加代子の「源氏物語」
瀬戸内寂聴のチャーミングで活気あふれる現代語訳を元に原文、解説を織り交ぜて
構成されています。
原文はすばらしい日本語で、耳で聞くとわかりやすく、心地よい音が広がります。
また、いくら言葉を理解しても当時の風俗、習慣はわかりにくいので解説(本でいえば<注>の部分)を入れ込んで誰にでもわかりやすく、 難解なところのない台本になっています。
言葉に命を与える鴨下信一の演出は、古典文学を噛み砕き、そして、多くの登場人物、ドラマティックな名場面を白石加代子が語っていきます。

須磨・明石と末摘花…
朧月夜の君への恋から始まり、また源氏の君の一番元気な頃のお話。
源氏の君は、その恋の遍歴があまりにも過ぎて、須磨に流されてしまう。
そしてそこで明石の君と出会い、再び、都へ戻り、隆盛を極める。
波乱万丈で、一番エンターテインメントで楽しめる回だと言われています。
そしてこの回にはなかなかユニークな女性が登場します。
一人は50歳にして色好みという源典侍。この女性を源氏と、ライバル頭中将が張り合うという、実に楽しい場面。
もう一人は、源氏物語でもっとも人気のある真っ赤なお花の末摘花。
笑わせてほろりとさせる、なかなか貴重なキャラクター。
誰もが見てもわかる、誰が見ても面白い、高い格調と、くだけたユーモア。 それが須磨・明石と末摘花です。


鴨下さん、白石さんのぴったり息のあったコンビによる「源氏物語」にすっかり酔わされてしまった。
鴨下さんが原文とわたしの訳を駆使し、それを加代子さんが見事に噛み砕き、美味しい密にかもして観客に食べさせてくれる。
できるなら、このコンビで「源氏物語」の全編を聴かせ、観せてもらいたい。
〜瀬戸内寂聴。

魅了されてしまった。埋め尽くされた劇場が、二時間余り、一瞬も飽きることなく「白石源氏」に引きずり込まれ、全員ひたすら浸り酔っている。
こんな舞台ははじめてだ。
魅了という字には鬼がつく。
白石加代子さんにはきっと何か鬼さんがついているのだろう。
〜大和和紀





白石加代子
港区区役所を退職後、早稲田小劇場(SCOT)を経て「身毒丸」「リア王」「グリークス」等、
蜷川作品など多くの舞台に出演。
近年では、NHK大河ドラマ「源義経」のナレーション及び出演や、国盗人(野村萬歳演出)、
ビューティ・クイーン・オブ・リナーン(長塚圭史演出)等様々な舞台に演出。
1992年から始まった「百物語」シリーズでは読売演劇大賞優秀女優賞をはじめ多くの賞を受賞。
鴨下信一
昭和10年東京生まれ。
テレビ・舞台演出家。代表作に「岸辺のアルバム」「ふぞろいの林檎たち」「源氏物語」「高校教師」白石加代子「百物語」「白蓮れんれん」白石加代子の「源氏物語」等。
他文筆活動も行い、主な著作に「テレビで気になる女たち」「忘れられた名文たち」
「誰も「戦後」を覚えていない」等多数。現TBSエンタテインメント相談役。

チケット取扱
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