4月
ミュージカル ステッピング・アウト
出演: 保坂知寿 沢田亜矢子 下村尊則 紫城るい 伊東弘美 荒木里佳 坂本法子
日向 燦 上田亜希子 寿ひずる
4月 | 15 (金) |
16 (土) |
17 (日) |
18 (月) |
19 (火) |
20 (水) |
21 (木) |
22 (金) |
23 (土) |
13:00 | ● | ● | 休 演 |
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13:30 | ★ | ● | ★ | ||||||
17:00 | ● | ● | |||||||
18:45 | ● | ● |
【キャスト・スタッフ】
保坂知寿 沢田亜矢子 下村尊則 紫城るい 伊東弘美 荒木里佳
坂本法子 日向 燦 上田亜希子 寿ひずる
脚 本:リチャード・ハリス
音 楽:デニス・キング
歌 詞:マリー・スチュワート・デヴィット
演出・振付:竹邑 類
翻 訳:高橋知伽江
音楽監督:前田憲男
タップ振付:藤井真梨子
美 術:齋藤浩樹
照 明:柏倉淳一
音 響:松山典弘
衣 裳:倉岡智一
ヘアメイク:篠田 薫
演出助手:目黒多恵子
舞台監督:深見信生
宣伝美術:堀 麻理
制 作:鈴木孝宏
プロデューサー:保坂磨理子
制作協力:鈴木アートオフィス
企画制作:ピュアーマリー
【公演紹介】
始まりはイギリスのコメディ・プレイ
テレビドラマ、ラジオの放送劇などで活躍。中でも1979年に上演された「アウト・エッジ」は代表作として、イブニング・スタンダード賞のベスト・コメディ部門を受賞。
この作品をベースとしたテレビのコメディ・ドラマシリーズも人気を博し、英国作家協会賞を始めとする多くの賞を受賞しており、現在も人気作家の一人としてイギリスを中心に作品を発表し続けている。
「Stepping Out」は最初、戯曲として書き下ろされた。初演は1984年。ロンドンのDuke of York's Theatreで幕を開け、3年のロングラン、イブニング・スタンダード賞のベストコメディ部門を受賞した。
この時の演出はジュリア・マッケンジー(2000年度ローレンス・オリヴィエ賞「HONK!」オリジナル版・「リトルナイト・ミュージック」日本版等も演出)。1989年にはパリでも上演、モリエール賞を受賞している。
ライザ・ミネリ主演により映画化
しかしながら、比較的知られていないこの戯曲が世界に広まったのは、1991年公開のライザ・ミネリ主演の映画版の功績が大きい。映画「Stepping Out」はルイス・ギルバート(「シャーリー・ヴァレンタイン」「リタと大学教授」「アルフィー」)の制作・監督、ダニー・ダニエルズの振付によりトロントで撮
影。1992年には日本公開され、ライザならではのダイナミックでキビキビとした演技が話題となった。
主演のメイヴィスに扮したライザは『ステッピング・アウトすると、時に幸福を犠牲にする危険もあるわ。それを恐れている人々が多い。でも、やってみると素晴らしい気分よ。それは、一か八かやってみること。今までやったことのない冒険をやってみる、ということなの。もしくは、いつもやってみたいと
は思っていたけど、その暇がなかった、あるいは度胸と根性と自信がなかったことをやってみるということよ』と語っている。
さらにショーアップしてのミュージカル版の誕生
この作品をこよなく愛するリチャード・ハリスは「Stepping Out」をミュージカルとしての上演を計画。
ダンス教室が舞台のため、もともと音楽やダンスをふんだんに取り入れた作品だったが、映画版での音楽面の弱さを指摘されたリチャード・ハリスは音楽スタッフとして新たにデニス・キングを加え、演出には再びジュリア・マッケンジーを起用。ミュージカルの要となる振付には、イギリスを代表する振付
家・演出家として活躍中のチューダー・デイビス(「スクルージ」日本版等)を迎えた。
ミュージカル版「Stepping Out」は、哀愁漂うバラード、軽快なスウィングにのせ、主人公のみならず8名の生徒たちそれぞれに見せ場を作ったお洒落な作品として1997年にロンドンのAlbery Theatreで初演された。ふんだんに盛り込まれたタップダンスと小粋な台詞の応酬に客席は笑いの渦、クリーン・ヒットとなった。今回の上演はこのロンドン・ミュージカル日本再演となる。ポジティヴで、愉快で、観終わった時に自分もハッピーになれる幸せな作品だ。
【あらすじ】
プロダンサーとして舞台経験もあるメイヴィスは、今は田舎町のカルチャースクールで素人相手にタップダンスを教えている。集まる生徒は皆、OLや主婦たち。生徒たちは皆、踊ることだけではなく、おしゃべりに花を咲かせるのを楽しみにレッスンに通っている。自己主張の強い生徒たちに手を焼き、ピアニストのミセス・フレイザーに叱られたりしながら、なんとなく過ぎていく日々。
そんな中、突然チャリティーショーの振付と生徒たちの出演依頼の話が舞い込む。人前で踊ることなど夢にも考えていなかった生徒たちだったが、期待と不安を胸にショーへの出演を決意する。
実力も連帯感もおぼつかなかった生徒たちがメイヴィスへの信頼感とチャレンジ精神に支えられ、障害をひとつひとつ取り除き、日々の解決しない苦しみを乗り越え、変わっていく。そしてメイヴィスも"明日を生きる"ことを学ぶ。それはダンスのみならず、人生におけるステッピング・アウトだった―。
保坂 知寿 (メイヴィス) |
1982年より劇団四季に在籍、『キャッツ』『ジーザス・クライスト=スーパースター』『クレイジー・フォー・ユー』『アスペクツ・オブ・ラブ』『マンマ・ミーア!』などに出演。涼やかな存在感で記憶に残る役を数多く務めた。2006年に退団。その後も2008年シアタークリエ公演『デュエット』に始まり、『スーザンを探して』『パイレート・クイーン』『まさかのCHANGE?!』『SAZEN』など舞台を中心に活躍。2008年度、第34回菊田一夫演劇賞・演劇賞を受賞。 |
沢田 亜矢子 (ヴェラ) |
北海道出身。国立音楽大学声楽科卒。「アザミの花」で歌手としてデビュー。その後女優として活躍する一方、情報番組「ルックルックこんにちは」のキャスターを務めるなど多彩な才能を発揮。主な舞台:「ラ・マンチャの男」、「スウィーニートッド」、「ステッピング・アウト」「三婆」「裏騒ぎ?ノイゼズオフ?」など。 |
紫城 るい(アンディ) |
1997年 宝塚歌劇団入団。 雪組公演「仮面のロマネスク」で初舞台。翌年、月組に配属、男役として活動。2002年 娘役に転向し、同年バウホール公演「SLAPSTICK」で初ヒロインを務める。2005年 宙組へ組替えし、2006年「コパカバーナ」で主役娘役に就任。2007年2月「維新回天・竜馬伝!」、「ザ・クラシック」の公演を経て退団。2008年より女優 活動を始動する。 |
寿 ひずる(ミセス・フレイザー) |
宝塚歌劇団にて歌唱力に優れた男役として活躍。1982年退団。伸びやかな歌声と演技力でミュージカルからストレートまで幅広く活躍「レベッカ」「エリザベート」「ジェーン・エア」「罠」「鹿鳴館」等多数に出演。 |
伊東 弘美(マクシーン) |
三重県出身。1991年、ロンドン・プリンスエドワード劇場の?『Children of Eden』で、日本人初の?オリジナルメインキャストに選ばれる。主な出演作品は、劇団NLT公演多数、「レ・ミゼラブル」ファンティーヌ役、「スウィー ト・チャリティ」「エリザベート」リヒテンシュタイン役、ミーア&マイ・ガール」「オール・シューク・アップ」「レベッカ」「ジェーン・エア」等 |
荒木 里佳(ローズ) |
大阪出身。大阪音楽大学で声楽を勉強後、英国留学。ロンドンウェストエンドの「ミス・サイゴン」「キャッツ」「Martin Guerre」(オリジナルスト)などに出演。 ブリティッシュ・ユース・オペラ「フランク・チキンズ」のメンバーとしても多数舞台出演。主な出演作品は「FAME」「レ・ミゼラブル」「キャンディード」「ミス・サイゴン」「ファントム」「パイレート・クイーン」「Guys & Dolls」等 また「アンチゴ―ヌ」(ロシア・マールイ劇場演出)「アイ―ダ」(プラシド・ドミンゴ指揮)など、多岐に渡る舞台で活躍している。 |
日向 燦(ドロシー) |
2000年宝塚入団。男役として2001年「ベルサイユのバラ2001」で初舞台。「エリザベート」「YongBloods~青春花模様」「太王四神記」 等に出演。2009年「ベルサイユのバラ~アラン編」「Exciter!!」で退団。退団後は、「ちはやぶる神の国」「jubilee」「愛と青春の宝 塚」等に出演。 |
坂本 法子(シルヴィア) |
ミュージカルを中心に活躍。「42ND STREET」には1997年初演から出演。主な出演作品は「南太平洋」「マイフェアレディ」「マンマ・ミーア」 「プロデューサーズ」「ミ―&マイ・ガール」「タイタニック・ザ・ミュージカル」「モダン・ミリ―」等。その他、「北島三郎特別公演」「森進一特別公演」 等。 |
上田 亜希子(リン) |
2001年、劇団四季に入団。 ミュージカル「ライオンキング」では、5年間に渡りナラ役を務める。「コーラスライン」マギー役などを経て 「ジーザス・クライスト=スーパースター」ジャポネスクバージョンの出演を最後に2008年、劇団四季を退団。退団後も舞台を中心に活躍、ミュージカル 「アプローズ」ではオーデションでイヴ役を射止めた。 |
下村 尊則(ジェフリー) |
バトントワリング世界選手権第3位、1983年全米オープンバトン優勝経験を持つ。1984年劇団四季入団。初舞台の『コーラスライン』や『キャッツ』『エビータ』等では複数の役で出演。『美女と野獣』ルミエール、『ライオンキング』スカーは日本初演キャストを務め、『ジーザス・クライスト・スーパースター』ロンドン公演のヘロデ王は高く評価された。『ユタと不思議な仲間たち』『ドリーミング』等のオリジナルミュージカルで個性的で華やかな役柄を演じる一方、ストレートプレイでは『ハムレット』タイトルロール等を演じる。2007年、退団後は『ブラッド・ブラザーズ』ナレーター、『サイド・ショウ』テリー、映画『魚介類山岡マイコ』に出演。 最近は四季への外部からの出演で「スル―ス」にも返り咲き、先ごろ、俳優座・電劇公演、ミュージカル『ゴール』を終えたばかり。 |
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