3月
足立区制80周年記念公演 菊次郎とさき
原作:ビートたけし 脚本:輿水泰弘 演出:石橋 冠 出演:陣内孝則 室井滋 他
2012年3月24日(土)~25日(日) 開場 13:30 / 開演 14:00 |
【キャスト・スタッフ】
出 演:
陣内孝則 室井滋 風間トオル 梨本謙次郎 濱田マリ
つまみ枝豆 安原義人 川口真五 渋谷飛鳥 音無美紀子
原 作:ビートたけし
演 出:石橋 冠
脚 本:輿水泰弘
プロデューサー:吉田訓和
装 置:中島正留
照 明:塚本悟
音響:山本能久
衣 裳:武内修(東宝コスチューム)
ヘアメイク:福島久美子
演 出 補:寺﨑秀臣
主 催:足立区シアター1010指定管理者
製 作:東宝
製作協力:テレビ朝日
【公演紹介】
破天荒で飲んだくれの父“菊次郎”と、「貧乏の輪廻を打破するのは学問しかない」と
信念をもち異常なまでに教育熱心な母“さき”。
この二人に育てられたビートたけしの目通じて、家族の絆を優しく、激しく描きます。
【あらすじ】
舞台は昭和30年頃の足立区梅島(現・島根)で、昭和のノスタルジーが色濃く残る、狭い長屋の生活が背景です。
まるで落語の登場人物のように破天荒な生き様の菊次郎と、教育熱心なさきの夫婦を中心に、少年時代の北野大・ビートたけし兄弟の実家である北野家と、その周囲の下町の人々をコミカルに描いていきます。
腕のいいペンキ屋(塗装業)だが、気が小さく酒を飲んでは暴れる、しかし、どこか憎めない性格の父・菊次郎。甲斐性なしの夫とは違い働き者で、「貧乏の輪廻を打破するには学問しかない」が持論の、異常なまでに教育熱心な母・さき。 貧乏のどん底に生まれ、苦学しながら家計も助けた長男・重一。母親似のしっかり者で、名門高校へ進学するほどの秀才で、さきに叱られてばかりの武をかばう優しい長女・安子。おっとりした性格で、母親さきの言いつけを良く守り、きちんと勉学に励む次男・大。野球が大好きで勉強は大嫌い、さきに従順な兄弟の中で何かと刃向かうこの家の反逆児、末っ子・武。 元義太夫の花形である祖母・うし。 こんな家族が共に暮らす北野家から“天才ビートたけし”は誕生したのです。
時にはちゃぶ台が倒され、言いつけを守らない子供は両親に引っ叩かれることも……。「菊次郎とさき」の人々が生活する昭和30年代は、そういった親は少なくありませんでした。きびしく育てる、それこそが愛情。それが家族のあり方、絆だったのです。
今の日本人が忘れかけた温かい“家族の絆”、そして、“天才ビートたけし”を生み出した父と母の強烈な生き方、強烈な個性のぶつかり合いを、笑いと涙一杯のエピソードを通して皆様にご覧いただきます。
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